こんにちは、“ちきん”です。
「ゴールデンチキンファーム」へようこそ!
今日は、お金や経済に関わりのある用語「損益計算書」について楽しく学びましょう。
では、早速クイズに挑戦してみましょう。
問題
損益計算書(PL)の「特別利益」でなにがわかる?Q. 特別利益は、会社の業績を評価するときにどう考えるべきでしょうか?
A.特別利益は一時的なものなので、無視するべき
B.特別利益は会社の収入の一部なので、加算するべき
C.特別利益は会社の能力を示すものなので、重視するべき
D.特別利益は事情によって異なるので、分析するべき
≪正解はこちら≫
D.特別利益は事情によって異なるので、分析するべき
解説
特別利益は一時的なものであることが多いですが、無視するべきというわけではありません。
特別利益が発生した理由や背景を分析することで、会社の経営状況や戦略を理解するヒントになることがあります。
例えば、設備投資の売却益が多い場合は、会社が事業を縮小したり、資金調達したりしている可能性があります。
また、特別利益は会社の収入の一部ですが、加算するべきというわけでもありません。
特別利益は普段とは異なる要因で発生したものなので、会社の本来の収益力を見誤る恐れがあります。
例えば、設備投資の売却益があった年は、会社が儲かったように見えますが、次の年にはその分減少する可能性があります。
そのため、特別利益を除いた純利益(通常利益)を見ることも大切です。
最後に、特別利益は会社の能力を示すものではありません。
特別利益は偶発的なものであることが多く、会社の競争力や成長力とは関係ありません。
例えば、設備投資の売却益があったとしても、それは会社が良い商品やサービスを提供しているということを意味しません。
いかがでしたか?
難しい用語も、クイズ形式で学ぶと楽しくなりますね。
次回もお楽しみに!