こんにちは、“ちきん”です。
「ゴールデンチキンファーム」へようこそ!
今日は、お金や経済に関わりのある、よく聞く用語「VIX指数(恐怖指数)」について楽しく学びましょう。
では、早速クイズに挑戦してみましょう。
問題
「VIX指数(恐怖指数)」の計算方法は?Q. 「VIX指数(恐怖指数)」はどのように計算されるでしょうか?
a.S&P500指数のオプション価格から推定される
b.ダウ工業株30種平均の株価から推定される
c.ナスダック総合指数の売買高から推定される
d.NYSEの取引所で発生する異常事態から推定される
≪正解はこちら≫
a.S&P500指数のオプション価格から推定される
解説
VIX(恐怖指数)とは、株式市場の先行きに対する投資家の心理状態を示す指数です。
VIX指数は、S&P 500指数のオプション価格から、市場の変動性を推定する方法で計算され、市場が今後30日でどのような変動を見込んでいるのかを数値化したものです。
S&P 500指数はアメリカの代表的な株価指数で、オプションという取引商品があります。
オプションは、将来のある時点で株式を買ったり売ったりする権利を取引するものです。
オプション価格は、市場の変動性に影響されます。
変動性が高いと、オプション価格も高くなります。
VIX指数が高い=値動きが激しく市場が不安定ということとなります。
変動性が低いと、オプション価格も低くなります。
≪大まかなVIX指数の変動目安≫
10~20:市場が安定している
30 :警戒領域
40 :パニック状態
≪VIX指数が大きく上昇した例≫
アメリカ同時多発テロ(2001年9月)
ギリシャ通貨危機(2011年10月)
VIXショック(2018年2月)
コロナショック(2020年3月)
中国恒大問題(2021年9月)
ロシアのウクライナ侵攻(2022年2月)
いかがでしたか?
経済の難しい用語も、クイズ形式で学ぶと楽しくなりますね。
次回もお楽しみに!