こんにちは、“ちきん”です。
「ゴールデンチキンファーム」へようこそ!
今日は、最近よく聞く経済用語「金利と債権」について、楽しく学びましょう。
では、早速クイズに挑戦してみましょう。
問題
「金利と債権」はどんな関係??Q. 金利が上がると、債権の価値はどうなるでしょうか?
a. 上がる
b. 下がる
c. 変わらない
d. 金利と関係ない
≪正解はこちら≫
b. 下がる
解説
金利と債権は、シーソーの関係にあります。
シーソーの関係にあるということは、金利が上がると債権の価値が下がるということです。
逆に、金利が下がると債権の価値が上がります。
では、なぜそうなるのでしょうか?
債権とは、お金を貸した人(債権者)が貸した人(債務者)に対して持つ権利のことです。
例えば、国債や社債などがあります。
債権には、貸したお金の元本と、それに対する利息(金利)があります。
債権は売買できるので、市場で価格が決まります。
金利が上がるということは、新しくお金を貸す場合には、高い利息をもらえるようになります。
しかし、既に貸してしまった債権は、低い利息で固定されています。
つまり、新しい債権と比べて、古い債権は魅力がなくなります。
そのため、古い債権を売ろうとする人は多くなりますが、買おうとする人は少なくなります。
需要と供給のバランスが崩れると、価格は下がります。
これが、金利が上がると債権の価値が下がる理由です。
逆に考えてみましょう。
金利が下がるということは、新しくお金を貸す場合には、低い利息しかもらえなくなります。
しかし、既に貸してある債権は、高い利息で固定されています。
つまり、新しい債権と比べて、古い債権は魅力的に見えます。
そのため、古い債権を売ろうとする人は少なくなりますが、買おうとする人は多くなります。
需要と供給のバランスが崩れると、価格は上がります。
これが、金利が下がると債権の価値が上がる理由です。
いかがでしたか?
経済の難しい用語も、クイズ形式で学ぶと楽しくなりますね。
次回もお楽しみに!